どっすん迷路のタマゴの数

どっすん迷路ではタマゴが広場に二つ、袋小路に三つ出現します。ただし、置ける場所がそれより少なければその分までしか出ません。スコアアタックではなるべく多くのタマゴムシを出すことが求められるため、タマゴの数が少ない配置でプレイすることは場合によっては時間の無駄になりかねません。今回はどっすん迷路の地形とタマゴの数の関係性から、タマゴの数を開始直後にある程度把握する方法を書きます。

 

まず袋小路のタマゴについて書きます。このステージの袋小路には、割れた土管タイプと、その半分の大きさである土タイプのものがありますが、物を置くことができるのは割れた土管の方だけなので、以下では割れた土管の方だけを指して袋小路という言葉を使います。

袋小路のタマゴは、間欠泉のない袋小路に一つずつ、三つになるまで配置されます。このステージの間欠泉は、袋小路が一つ以上存在するときは必ず袋小路に配置されるようになっているため、袋小路のタマゴの数は

袋小路の数が0または1のとき 0
袋小路の数が2のとき 1
袋小路の数が3のとき 2
袋小路の数が4以上のとき 3

となります。

 

ここで、土の壁の数に注目します。このステージには壁が5枚置かれます。壁が優先的に置かれる場所は、何かが地面に置かれている袋小路です。このステージで袋小路に置かれる可能性のあるものは、間欠泉、レアメタルG、レアメタルS、知られざる功の四つしかないので、これらが置かれている袋小路の前には必ず壁が存在します。

次に壁が置かれるのは、ポッドが置かれていない四つの広場の接続口です。それぞれの広場の接続口のうち最もポッドに近いもの(いわば入口)に壁が置かれます。したがって、そのような壁は最大で4枚存在します。

これでもまだ壁の数が5枚に満たない場合は、ほかの場所に適当に置かれます。

 

袋小路が一つ以上存在するときは、必ず間欠泉の前に壁が置かれ、それ以外の4枚も袋小路の前か広場の入口に置かれるため、それら以外の場所に置かれる壁は存在しないことになります。逆に言えば、袋小路の前でも広場の入口でもない場所に置かれた壁が存在するとき、袋小路は一つも存在しないことがわかります。

これを踏まえると、タマゴが三つ以上の配置でプレイしたいときは、袋小路の前でも広場の入口でもない場所に壁が置かれているのが見えた時点でリセットしてよいということになります。

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タマゴが二つ以下しかないことがすぐにわかる配置

 

また、袋小路が一つ以上存在するときは、間欠泉が存在しない袋小路の前と四つの広場の入口に存在する壁が合わせて4枚あることになります。このことから、入口に壁が置かれていない広場があるのが見えたときは、そのような広場の数以上のタマゴが袋小路に存在することがわかります。

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袋小路にタマゴが一つ以上存在することがすぐにわかる配置

 

(とても珍しい乱数を引けば、そもそも広場の数が5より少ない地形もあり得るかもしれません。そのような地形の場合には、上に書いてきたことが必ずしもすべて正しいわけではありませんが、あったとしても天文学的な確率と考えられるので、ここでは無視します。)

 

次に、広場のタマゴについて書きます。広場のタマゴはEasy Enemyに属しており、下の図のピンクの地点に置かれます。

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Easy Enemyが置かれる地点

 

ほかにEasy enemyに属している敵として、黄色いビー玉をもつエレキムシ(×2)、青いビー玉をもつエレキムシ(×2)がいて、タマゴも含めて同一の敵が2体同じ地点に置かれるか、別々の地点に置かれるかは、ここではすべて\frac{1}{2}となっています。したがって、Easy Enemyは最小三つ、最大六つの地点にわたって置かれることになります。

 

タマゴはEasy Enemyのうち最後に置かれるようになっているので、Easy Enemyを置くことのできる地点が六つ以上ある地形では必ず二つとも置かれますが、五つ以下しかない地形の場合はタマゴが一つ以下になる可能性が生まれます。

 

Easy Enemyを置くことができなくなるのは、その地点とポッドとの距離が300未満のときです。したがって、ポッドがある広場の3地点はいずれもEasy Enemyを置くことができません。ポッドがない残りの四つの広場についても、次のような位置関係の場合には、ポッドからの距離が300未満となってしまうような地点が存在します。

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ぴったり隣り合うときのうち3パターン

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左斜め奥にあるときのうち6パターン

 

スコアアタックでは、ポッドが置かれていない四つの広場のうち二つまたは三つが四角い小部屋である地形でプレイします。上の図から、それら一つにつき最低でも二つの地点にEasy Enemyを置くことができるとわかるため、三つが四角い小部屋である場合には広場のタマゴは必ず二つとも存在します。しかし、二つだけが四角い小部屋である場合には、その位置関係と乱数によって広場のタマゴが一つ以下になる可能性があります。